支援強化のために
9月は世界アルツハイマー月間です。
厚生労働省が策定した認知症施策推進総合戦略には、2025年に認知症700万人時代を迎え、65歳以上の高齢者の5人に1人に達する見込みであることが記載されています。今後さらに、正しく理解し、見守る体制の必要性を感じます。
世界アルツハイマーデーの9月21日は、都庁や築地大橋等で、認知症支援・普及啓発のテーマカラーである、オレンジ色のライトアップが行われました。
中央区では見守りのために、見守りキーホルダーやアイロンラベル等の配布が行われていますので、ご相談下さい。行方不明高齢者情報メールに登録しますと、速やかに配信が届きます。
また、オレンジリングは、認知症サポーター養成講座を受講し、認知症を支援する目印です。
今後も理解を深め、できる限りの支援に取り組みたいと思います。
新しい図書館
12月に八丁堀駅近くに開館予定の新しい図書館「本の森ちゅうおう」の全貌が見えてきました。森のような安らぎの中で、人々が出会い、交流する場をイメージした地上6階、地下1階建ての施設で、郷土資料館のほか、防災倉庫、カフェ、地域資料室、展示室、学習室、ラウンジ、屋上庭園などが併設予定です。
皆様の憩いの場ともなり得る複合施設であり、そして読書の素晴らしさを改めて認識できるようになれば良いと思います。
電子書籍も増加してきて、選択肢が増えるのは良いことですが、紙の手触りはやはり良いものです。日本の子供達の読解力、思考力の低下が問題視されています。その解決策として読書が大変有効であるという研究結果が出ていますので、幼い頃からの読書習慣を身につけたいものです。
中央区総合防災訓練
防災拠点や事業所をはじめ地域の連携強化を推進し、自助・共助の一層の強化を図るとともに、区と防災関係機関相互の協力連携体制を確認することにより、公助と一体となった地域防災力の向上を図る目的で、総合防災訓練が築地のあかつき公園で開催されました。
VR防災体験では、備えの不備を体感、警視庁、医師会等から様々な学びを得ました。
子供達に大人気だった自衛隊、炊き出し訓練カレー作りの手際の良さは圧巻でした。
8月30日から9月5日まで防災週間、いつも以上に気を引き締めて、災害に強いまちづくりに取り組んで参りたいと思います。