さくらんぼの季節
第二回区議会定例会が始まりました。区民の方の様々な意向を、区政に反映させるために尽力して参ります。
中央区役所一階にて、「友好都市 東根展」が開催されています。中央区と山形県東根市は、サクランボの苗木の寄贈をきっかけに交流が始まり、平成3年に友好都市提携を結びました。これまで、「さくらんぼ種飛ばし大会」の開催や「大江戸まつり盆おどり大会」での特産品販売、「雪まつり」への雪の提供など、イベントなどを通じて交流を継続し、今年で、友好都市提携30周年です。
地方と都心の交流は、心温まりますし、双方の良さを活かし合う関係性の構築で、夢が広がります。
不安払拭のために
薄曇りの休日、中央区晴海の選手村付近は工事や警備従事者、そして、多くはありませんが、和やかに散策する方々が見受けられました。橋から眺める景色は絶景です。
何が何でも開催という様相の、東京五輪の開幕が近づいていますが、新型コロナウイルスの感染拡大を恐れる声は今も多いですし、感染対策を分析し、安全に大会を開くことができるかどうかを冷静かつ科学的に考えて発信することが重要です。関係者が対立し、各々が持論を展開している時間はありません。
五輪開催時、選手村からの外出行動について不安の声が寄せられます。区民の皆様は、まず安心・安全な生活を求めているわけで、危機管理体制に不安を感じる日本の現状を考えると、明確な行動制限が必要で、無断外出を厳重に防ぐよう警備員を常駐させ、監視の目をかいくぐる者が出ないような対策を公表し、不安の払拭に努めなければならないと思います。
災害避難所の多様化
銀座5丁目のスカイガーデンに、色鮮やかな紫陽花が咲き誇っていました。見事な空間利用です。紫陽花は、小さい花がたくさん寄り添って一つの花のように見えます。
中央区を歩いていると、ホテルが非常に多いように感じます。近年、災害避難所は多様化してきており、より多くの避難所設置が自治体に求められるなか、
6月1日 中央区は、近年の大規模災害の教訓を踏まえ、避難所における生活環境の改善及び新型コロナウイルス感染症対策として、要配慮者や自宅が被災し一定期間避難所での生活が必要となった区民等を対象に、より多くの避難場所を確保するため、以下のホテル事業者と「災害時等における宿泊施設の提供等に関する協定」を締結しました。
- アパホテル株式会社 14施設
- 株式会社グリーンズ 1施設
- 株式会社はとバス 2施設
- 株式会社ホテルサイボー 1施設
- 丸太屋株式会社 2施設
- ワシントンホテル株式会社 1施設
毎年のように大規模災害に見舞われる我が国において、劣悪な避難所環境が問題視されていましたが、都心部、あるいは山間部でも、避難所環境の多様化、そして改善に向かい、変化が出てきています。